心だけ連れて行かないで・・・
中島みゆきさんは、中学生の時に友達からダビングしてもらったカセットで聴いていたアーティストさんです。
当時は「うらみます」という曲でみゆきさんの存在を知り、
友人と「こんな暗い歌、聴く奴いるんだ」と驚いていたら、
良く深夜ラジオを聴いていたクラスメイトが
「違う。みゆきさんは暗くない。一度ラジオを聞いてみろ」と主張し、
さらに「ブランクのカセットテープを貸せ。みゆきさんの新譜をダビングしてやる。
マジで最高な奴だぞ」と熱心に布教したもんだから、
つい根負けして彼にカセットテープを渡したら、その翌日、彼から
みゆきさんの「臨月」というアルバムが入ったカセットを手渡されました。
当時のボクは The Beatles 一辺倒のリスニングライフを送っていたのですが、
彼がダビングしてくれた「臨月」はその後1年間ぐらい、
1週間に4~5回は聴いたはずです。
そのくらい好きなアルバムでした。
で、その後「CDで買おう」とは思っているのですが、未だに入手できていません。笑
この「ひとり上手」は「臨月」からのファーストシングルだったはず。
中学生の頃はわからなかった歌詞に込められた感情が、
この年になると作者の思いを超えて読み取れるのが非常に面白いと思っています。